2015年08月20日

ショートショート集「Sketah」に「colored paper」を更新しました

 またまた久々の更新です。
 玉置浩二コンサートツアー「故郷楽団」の奈良かしはら万葉ホールで歌をききながら頭の中で仕上げたものです。
「ふたり〜な〜ら〜あーいーがあーる〜♪」youtube上がってる昔のライブ映像も相当質高いよね。「ふたりなら」。あれでまたファン増えちゃうよ。

 15枚ないかな。
 設定そのものは以前滋賀に住んでいた時に安全地帯のセルフカバーアルバムを聴きながら作っていたものだけど、それに手を加えて仕上げました。
 背景は滋賀県の郊外。

 これを初稿書いてからネット上げるまで10日ほどかかって、間に終戦記念日がありましてね、優しかった祖父を残虐にさせた、戦争って恐ろしいというコメントを聴きながら、そうかなあ、などと思ったのだけど、戦争が恐ろしくないというわけではなく、一つの団体に入ればその団体のヒエラルキーと正義とに従ううちに平気になるんじゃないかなあ、などと思ったりした。
 たとえばテレビ局、なんて考えながら2004年6月に自殺した脚本家N氏のことが浮かんだりした。
 N氏のことでは解せぬことがあって、彼が自殺した後すぐにかけつけて葬儀の準備までしたのがフジテレビだったということ。
 フジテレビといえば、N氏が眠れる森で犯人当てドラマを企画し、氷の世界では公式ホームページ立ち上げて犯人当てに懸賞金までかけ、その氷の世界がフジテレビの該当ページで大バッシングにあい、月9木10と続いたのに、その後目立たない作品一つ担当した後、フジテレビとは袂を分かったのかと思うぐらい疎遠になってしまった。5年だっけ?
 今テレビドラマデータベースを見ても、氷の世界までの華々しい時間帯役者陣、スタッフが続いたのに、その次のが本当に結構な扱いで、氷の世界の失敗を全部押し付け、難しい所をあてがって視聴率とらせなかった挙げ句蹴り出した、という印象なんだよね。
 それがなぜか、五年疎遠だったのに自殺の報をきくやいなやーー誰だっけ、これが思い出せないんだけど、今のフジテレビの社長か、Oプロデューサーが、急いで野沢氏のところへ行ったとニュースできいた。
 なんか遺品に見られたら困るものでもあったのといぶかったほどで、どちらにせよ野沢氏はその後TBSからも声がかからなかったし、なんかテレビ局とあったんだろうなという印象だった。つまり、ヒエラルキーとその世界の正義の中に入ってしまえば、おそらくテレビマンってなんでもやって、役者や脚本家におしつけてでものしあがったんだろうな、みたいな。
 確かに私も氷の世界の私設ホームページ立ち上げたけど(なぜ立ち上げたかは彼の眠れる森と私が高校の時に書いた小説「霧中」を読んでいろいろ想像してほしいのだが)、あの作品は推理懸賞するにはあまりにもミスが多くて、中でも妊婦が沖から引き潮の海を人を殺して泳いで帰ってくるとかもうありえねーの世界だった。それ一つでもたいがいひどかったけど、他にも偶然が重なりすぎとか小道具が間違えてるとか、推理ファンを馬鹿にしてるよねと言われても仕方ないものだった。だからその直後に推理作家A氏がテレビで推理懸賞番組作ってたのもわかるような気がしたな。
 でもうちのホームページは一応私が管理してたので人格攻撃が入った場合は断り書き入れた上で削除してたはず。でも公式の方は放置だったようで(ようでというのはいつも混み合ってて初期の一回しか入れなかった)実際どんなことが書かれてたのかはよく知らない。
 で、誰だったかな〜N氏はネットで批判されたことを気に病んでいたようだと誰か脚本家がコメントしたんだけど、その時はその時で、あんた自分の脚本の中でNを揶揄してたやん、とは思ったものだった。
 が、自殺の真相は未だ闇の中。
 あの懸賞ドラマの争乱と責任全部とらされて蹴り出されたのが最初のきっかけじゃない?それといつばれるかわからないパクリとかいろいろ。
 誰がN氏を死なせたかーーと考えることはたやすいけれど、設定のミスをつかれてるのに反省の弁一つ述べず叩いたネット民の方を攻撃する彼の素質にも一因はあるんじゃないかとは思う。やはりテレビの世界にいるなら、歌が下手の大根だのちゃらいだのゴーストがいるだの植毛だのでっちあげ熱愛で売名に使われても厚かましく純愛を歌える福山雅治ぐらいの根性がないとね、ダメなんですよ。たぶん。
 N氏がもしけなされ蹴りだされたことを気に病んでいたとしても、発表した以上のものを出せば良かっただけ。でも、自死して道を絶ってしまった。それ以上でもそれ以下でもない。ヒエラルキーの軋轢の中で死んでいったかどうかなんて、それさえ誰にもわからない。それが、名誉ある「自決」だったのか、否か、誰にも。
posted by さきはなきよら at 00:03| 小説更新日記