2011年11月06日

教員免許十年更新制度イラネ

 昔書いてしまったことでたまに後悔することってあるんだけど。
 たとえば社民党が、憲法九条改悪反対とか言ってる時に、「日本という国が軍をもたなければいつまで経っても沖縄には米軍が駐留して、沖縄の人たちが騒音で苦しまなければならなくなる。そんなに憲法九条改正反対とか言うんだったら、一回沖縄にいってあの騒音をきいてこい」って書いたことがある。もしかしたらこのブログの過去に残っているかもしれない。
 私が書いたせいとは言いません。
 が、この後社民党が言い始めたことは、「沖縄の普天間基地を県外へ移設」ということだった。
 民主党と一緒に政権を奪還してから、元鳩山首相がこれを踏まえ、順調に進んでいた普天間基地の名護市キャンプシュワブ沖への移設に、水をさしたのは、周知の通り。
 この流れで何を後悔したかというと、結局この発言で社民党がガーガー言いだしたために、普天間から米軍が撤退するのが遅れ、騒音の日々がさらに長く続くことになるのではないかということ。
 たとえ自衛隊を軍に昇格したところで、軍としての統率力を持ち、防衛に攻撃が可能となったところで、まともな軍として機能するのに十年はかかるだろう。
 それまではどちらにしても米軍は日本にいなくてはいけない。
 動けない。
 だからひとまずは名護市に移設して多くの住民の騒音を緩和したあと、撤退していただくのが理想的な道筋だった。
 あの鳩山発言でごたごたしたがために、尖閣諸島に中国船が乗り込んできたと言えなくもないし。
 
 書いて後悔したことってある。
 まあ私のせいではないって思ってた方が気が楽なので、関係ないってことにしてもいいかもしれない。

 で、標題の教員免許十年更新制度、なんだけど。
 要らないよ。これ。
 最初に書いた本人が要らないって言ってるんだから、もうやめたら。
 タイトルも私がyahoo!!掲示板に書いたときにつけたタイトルと全く同じだし。
 「教員免許十年更新制度」。
 1999年だったか、2000年だったか。
 もう年数を見たらわかるように、まだ2ちゃんねるもなかった時代。
 一番ネット上で栄えていたコミュニティ掲示板がyahoo!!掲示板だった。
 himawarigoのIDで書いたかと思うんだけど、当時私は、大阪の女子高の一つJ学園というところに勤めていて辞めた後だったのだが、そこの学校の先生がこんなだった。
 一人で定期考査が作れない。 同じ国語科の別の先生に教えてもらいながら作っている。
 授業をききにいくと中国語でしゃべってるし。(比喩ですよ、もちろん)
 指導書(いわゆる虎の巻)を教室に持ち込み、それを見ながら授業をしている。
 国立大学なんて誰も受験しないのに、国立大学向けの問題集をやらせて悦にひたっている(しかもほとんどの子が解けない)。
 「特進クラスで関関同立に3人しか通らないのに、この問題集はおかしくないですか、こういうのはせめて関関同立に100人は通る学校が採用する教材ですよ」と進言すると、なぜかキレる。
 よく考えたら私が担当していた古典の教材も、恐ろしいかな「源氏物語と大鏡」のテキストだった。(※源氏、大鏡は古文の中でも最難関と言われるクラスの古文)
 私が担当したのも、週17コマあって、3−3の現代文・古典、3−2の演習、3−7の国語総合、あと補習みたいなとこ2クラスとかで、同じ授業を二度することはなかった。
 早い話、自分たちが持ちたくないところを集めてぽんとよこしたわけだ。
 まあ初めて入った非常勤でそれはびっくり。6種類かな、教材研究は。(国語科は通常2、多くて3)
 見てもお分かりの通り、3−3の現代文・古典だから、1クラスの3年の必履修科目を今年来た新人に全部丸投げしたってこと。これはたいへんうるさいクラスだった。しかも出来ないし。

 という実情を踏まえて、「なんでこいつらが教師やってるんだよ」と思ったので、こりゃ教員免許持ってる奴の能力を点検した方がいいんじゃないの?と思って、掲示板に書き込みしたわけだ。
 が、しかし。
 翌年公立の底辺校に行ってみて、公立の先生たちがあまりにもまともだったので、「そうだ、これが本当の先生なんだ、こっちがまともなんだ」と思い返し、私はその後教師を続けてきた。
 上の学校は辞めたすぐ後辞令書さえ捨ててしまったほど、二度と先生なんてしないと思った学校だった。

 たぶん、その掲示板を見たのは文科省の人か、Kk_gakushiが私と知ってつけねらう輩が今もいるんだから、当時も同じで、「そういう奴」が見たせいかだと思うんだけど。(そういえば、たいしたことは書いてないのに「あなたが教師を辞めてよかった」とか書かれた。これ某パクリバンドの人がスポーツ紙で「こんな盗作するやつが教師になんてならなくてよかった」と書かれたのと同じ言いまわしじゃん。)
 で、まあ掲示板数が少ない時代に、仮に文科省の人とかが見たとして、現場を知らないから、おおそうか、と簡単に受け入れちゃったわけですな。
 でもね、だから、現場を知らないわけじゃん。
 何を教育して、更新したらいいか全然わからないわけよ、彼ら。
 で、結局、先生たちが教養講義を選択し、大学に金払って受けて、単位数を満たして、「更新完了」ってしてるわけ。
 意味ないじゃん。
 大学が儲かるだけ。
 先生たちは自腹だし、仕事の時間を割いて場合によっては「あんた現場知らないじゃん」な教授の講義を聴きにいかなきゃいけないわけで。
 だいたい仕事が全くできない先生は自治体がふるいにかけてるし、「私学はそういう私学なので終了」でいいんですよ。
 仕事ができない先生も職場に残ってはいるんだけど、同僚にしかわかんないでしょ、そういう人。
 生徒の前では普通の先生だったりするわけだし。
 生徒が見抜けないものを、教育委員会が見抜けないものを、他の機関が見抜けるわけがない。
 何かそこで教育の質を上げようってったって無理。
 本当に教育委員会の人間が一時的に階級すてて、教師にトライする3か月研修とかして、実物を見て来ない限り。
 …それでも無理なんじゃないの? 
 いざ授業するとなったら指導書とにらめっこして、お役人が決めた形式のそれにしたがってその通りにやりそう。
 目標とか授業計画とねらいとか採用試験に課すぐらいだから、それが正しいと信じているんだろう。
 実際は指導書のそこ、私が知ってる限りでは、誰も読んでないんだけど。(読んだとしても「〇時間でやれ?はあ?(失笑)」で終わり。)
 

 始まって既に形骸化してる「教員免許十年更新制度」。
 先生を忙しくするだけ。
 何の機能も果たしてない。
 さっさとやめたらどうだろう。
 言いだした本人が後悔してんだからさ。誰も私のせいとは思わないだろうけど。(いや、実際はその方が気楽だ)
posted by さきはなきよら at 02:50| 教育